あ行のことわざ
【あ】からはじまることわざ
- ああ言えばこう言う(ああいえばこういう)
- 会うは別れの始め(あうはわかれのはじめ)
- 青菜に塩(あおなにしお)
- 青は藍より出でて藍より青し(あおはあいよりいでてあいよりあおし)
- 秋の扇(あきのおうぎ)
- 秋の日は釣瓶落とし(あきのひはつるべおとし)
- 悪事千里を走る(あくじせんりをはしる)
- 麻の中の蓬(あさのなかのよもぎ)
- 頭の上の蝿も追えぬ(あたまのうえのはえもおえぬ)
- 悪貨は良貨を駆逐する(あっかはりょうかをくちくする)
- 圧巻(あっかん)
- 羹に懲りて膾を吹く(あつものにこりてなますをふく)
- 後足で砂を掛ける(あとあしですなをかける)
- 後の祭り(あとのまつり)
- 痘痕もえくぼ(あばたもえくぼ)
- 危ない橋を渡る(あぶないはしをわたる)
- 虻蜂取らず(あぶはちとらず)
- 雨垂れ石を穿つ(あまだれいしをうがつ)
- 網呑舟の魚を漏らす(あみどんしゅうのうおをもらす)
- 雨降って地固まる(あめふってじかたまる)
- 鮑の片思い(あわびのかたおもい)
- 鞍上人なく鞍下馬なし(あんじょうひとなくあんかうまなし)
【い】からはじまることわざ
- 石が流れて木の葉が沈む(いしがながれてこのはがしずむ)
- 石に漱ぎ流れに枕す(いしにくちすすぎながれにまくらす)
- 石の上にも三年(いしのうえにもさんねん)
- 石橋を叩いて渡る(いしばしをたたいてわたる)
- 医者の不養生(いしゃのふようじょう)
- 交喙の嘴(いすかのはし)
- いずれ菖蒲か杜若(いずれあやめかかきつばた)
- 急がば回れ(いそがばまわれ)
- 鼬の最後っ屁(いたちのさいごっぺ)
- 鼬の道切り(いたちのみちきり)
- 一言以って之を蔽う(いちごんもってこれをおおう)
- 一事が万事(いちじがばんじ)
- 一字千金(いちじせんきん)
- 一難去ってまた一難(いちなんさってまたいちなん)
- 一葉落ちて天下の秋を知る(いちようおちててんかのあきをしる)
- 一挙両得(いっきょりょうとく)
- 一刻千金(いっこくせんきん)
- 一刻千秋(いっこくせんしゅう)
- 一将功成りて万骨枯る(いっしょうこうなりてばんこつかる)
- 一寸先は闇(いっすんさきはやみ)
- 一寸の光陰軽んずべからず(いっすんのこういんかるんずべからず)
- 一寸の虫にも五分の魂(いっすんのむしにもごぶのたましい)
- 一斑を以って全豹を卜す(いっぱんをもってぜんぴょうをぼくす)
- 鷸蚌の争い(いつぼうのあらそい)
- 乙夜の覧(いつやのらん)
- 犬と猿(いぬとさる)
- 犬の遠吠え(いぬのとおぼえ)
- 犬も歩けば棒に当たる(いぬもあるけばぼうにあたる)
- 命あっての物種(いのちあってのものだね)
- 井の中の蛙大海を知らず(いのなかのかわずたいかいをしらず)
- 衣鉢を伝う(いはつをつたう)
- 韋編三度絶つ(いへんみたびたつ)
- 鰯の頭も信心から(いわしのあたまもしんじんから)
- 言わぬが花(いわぬがはな)
- 殷鑑遠からず(いんかんとおからず)
【う】からはじまることわざ
- 魚心あれば水心(うおごころあればみずごころ)
- 牛に引かれて善光寺参り(うしにひかれてぜんこうじまいり)
- 牛は牛連れ(うしはうしづれ)
- 氏より育ち(うじよりそだち)
- 牛を馬に乗り換える(うしをうまにのりかえる)
- 嘘から出た実(うそからでたまこと)
- 嘘つきは泥棒のはじまり(うそつきはどろぼうのはじまり)
- 嘘も方便(うそもほうべん)
- 独活の大木(うどのたいぼく)
- 鵜の真似をする烏(うのまねをするからす)
- 鵜の目鷹の目(うのめたかのめ)
- 馬の耳に念仏(うまのみみにねんぶつ)
- 売り言葉に買い言葉(うりことばにかいことば)
- 瓜の蔓に茄子は生らぬ(うりのつるになすびはならぬ)
- 噂をすれば影が射す(うわさをすればかげがさす)
- 雲泥の差(うんでいのさ)
【え】からはじまることわざ
- 易簀(えきさく)
- 得手に帆を揚げる(えてにほをあげる)
- 江戸の仇を長崎で討つ(えどのかたきをながさきでうつ)
- 蝦で鯛を釣る(えびでたいをつる)
- 遠交近攻(えんこうきんこう)
- 猿猴月を取る(えんこうつきをとる)
- 燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らん(えんじゃくいずくんぞこうこくのこころざしをしらん)
- 偃鼠河に飲めども腹を満たすに過ぎず(えんそかわにのめどもはらをみたすにはすぎず)
- 縁の下の力持ち(えんのしたのちからもち)
【お】からはじまることわざ
- 傍目八目(おかめはちもく)
- 奥歯に物が挟まる(おくばにものがはさまる)
- 驕る者久しからず(おごるものひさしからず)
- 小田原評定(おだわらひょうじょう)
- 同じ穴の狢(おなじあなのむじな)
- 同じ釜の飯を食う(おなじかまのめしをくう)
- 鬼が出るか蛇が出るか(おにがでるかじゃがでるか)
- 鬼が笑う(おにがわらう)
- 鬼に金棒(おににかなぼう)
- 鬼の居ぬ間の洗濯(おにのいぬまのせんたく)
- 鬼の首を取ったよう(おにのくびをとったよう)
- 鬼の念仏(おにのねんぶつ)
- 鬼の目にも涙(おにのめにもなみだ)
- 鬼も十八番茶も出花(おにもじゅうはちばんちゃもでばな)
- 帯に短し襷に長し(おびにみじかしたすきにながし)
- 溺れる者は藁をも掴む(おぼれるものはわらをもつかむ)
- 親の心子知らず(おやのこころこしらず)
- 親の光は七光り(おやのひかりはななひかり)
- 女賢しうて牛売り損なう(おんなさかしうてうしうりそこなう)
- 女三人寄れば姦しい(おんなさんにんよればかしましい)
か行のことわざ
【か】からはじまることわざ
- 飼い犬に手を噛まれる(かいいぬにてをかまれる)
- 会稽の恥(かいけいのはじ)
- 解語の花(かいごのはな)
- 隗より始めよ(かいよりはじめよ)
- 蛙の子は蛙(かえるのこはかえる)
- 蛙の面に水(かえるのつらにみず)
- 蝸牛角上の争い(かぎゅうかくじょうのあらそい)
- 学問に王道なし(がくもんにおうどうなし)
- 獲麟(かくりん)
- 華胥の国に遊ぶ(かしょのくににあそぶ)
- 臥薪嘗胆(がしんしょうたん)
- 苛政は虎よりも猛し(かせいはとらよりもたけし)
- 渇すれども盗泉の水を飲まず(かっすれどもとうせんのみずをのまず)
- 河童の川流れ(かっぱのかわながれ)
- 河童の屁(かっぱのへ)
- 桂を折る(かつらをおる)
- 瓜田に履を納れず(かでんにくつをいれず)
- 鼎の軽重を問う(かなえのけいちょうをとう)
- 蟹は甲羅に似せて穴を掘る(かにはこうらににせてあなをほる)
- 金の切れ目が縁の切れ目(かねのきれめがえんのきれめ)
- 金は天下の回りもの(かねはてんかのまわりもの)
- 禍福は糾える縄の如し(かふくはあざなえるなわのごとし)
- 壁に耳(かべにみみ)
- 果報は寝て待て(かほうはねてまて)
- 剃刀の刃を渡る(かみそりのはをわたる)
- 亀の甲より年の功(かめのこうよりとしのこう)
- 鴨が葱を背負って来る(かもがねぎをしょってくる)
- 痒いところに手が届く(かゆいところにてがとどく)
- 烏に反哺の孝あり(からすにはんぽのこうあり)
- 画龍点睛(がりょうてんせい)
- 枯れ木に花(かれきにはな)
- 枯れ木も山の賑わい(かれきもやまのにぎわい)
- 可愛い子には旅をさせよ(かわいいこにはたびをさせよ)
- 可愛さ余って憎さが百倍(かわいさあまってにくさがひゃくばい)
- 邯鄲の歩み(かんたんのあゆみ)
- 邯鄲の夢(かんたんのゆめ)
- 艱難汝を玉にす(かんなんなんじをたまにす)
- 堪忍袋の緒が切れる(かんにんぶくろのおがきれる)
- 管鮑の交わり(かんぽうのまじわり)
【き】からはじまることわざ
- 聞いて極楽見て地獄(きいてごくらくみてじごく)
- 奇貨居くべし(きかおくべし)
- 雉も鳴かずば撃たれまい(きじもなかずばうたれまい)
- 疑心暗鬼(ぎしんあんき)
- 木で鼻を扱くる(きではなをこくる)
- 木に竹を接ぐ(きにたけをつぐ)
- 木に縁りて魚を求む(きによりてうおをもとむ)
- 昨日は人の身今日は我が身(きのうはひとのみきょうはわがみ)
- 木の実は本へ落つ(きのみはもとへおつ)
- 気は心(きはこころ)
- 杞憂(きゆう)
- 九死に一生を得る(きゅうしにいっしょうをえる)
- 牛耳を執る(ぎゅうじをとる)
- 窮すれば通ず(きゅうすればつうず)
- 窮鼠猫を噛む(きゅうそねこをかむ)
- 器用貧乏(きようびんぼう)
- 渠成って水至る(きょなってみずいたる)
- 漁夫の利(ぎょふのり)
- 麒麟も老いては駑馬に劣る(きりんもおいてはどばにおとる)
- 金時の火事見舞い(きんときのかじみまい)
【く】からはじまることわざ
- 臭いものに蓋をする(くさいものにふたをする)
- 腐っても鯛(くさってもたい)
- 薬も過ぎれば毒となる(くすりもすぎればどくとなる)
- 糞も味噌も一緒(くそもみそもいっしょ)
- 口は禍の元(くちはわざわいのもと)
- 唇亡びて歯寒し(くちびるほろびてはさむし)
- 口も八丁手も八丁(くちもはっちょうてもはっちょう)
- 国破れて山河あり(くにやぶれてさんがあり)
- 蜘蛛の子を散らす(くものこをちらす)
- 暗がりから牛(くらがりからうし)
- 苦しいときの神頼み(くるしいときのかみだのみ)
- 君子危うきに近寄らず(くんしあやうきにちかよらず)
- 君子は豹変する(くんしはひょうへんする)
- 葷酒山門に入るを許さず(くんしゅさんもんにいるをゆるさず)
- 群盲象を評す(ぐんもうぞうをひょうす)
【け】からはじまることわざ
- 挂冠(けいかん)
- 鶏群の一鶴(けいぐんのいっかく)
- 鶏口となるも牛後となる勿れ(けいこうとなるもぎゅうごとなるなかれ)
- 芸術は長く人生は短し(げいじゅつはながくじんせいはみじかし)
- 蛍雪(けいせつ)
- 兄たり難く弟たり難し(けいたりがたくていなりがたし)
- 鶏鳴狗盗(けいめいくとう)
- 怪我の功名(けがのこうみょう)
- 逆鱗(げきりん)
- 月下氷人(げっかひょうじん)
- 毛を吹いて疵を求める(けをふいてきずをもとめる)
- 涓滴岩を穿つ(けんてきいわをうがつ)
【こ】からはじまることわざ
- 恋は思案の外(こいはしあんのほか)
- 光陰矢の如し(こういんやのごとし)
- 後悔先に立たず(こうかいさきにたたず)
- 好事魔多し(こうじまおおし)
- 弘法も筆の誤まり(こうぼうもふでのあやまり)
- 弘法筆を選ばず(こうぼうふでをえらばず)
- 高木は風に折らる(こうぼくはかぜにおらる)
- 紺屋の明後日(こうやのあさって)
- 紺屋の白袴(こんやのしろばかま)
- 呉越同舟(ごえつどうしゅう)
- 呉下の阿蒙(ごかのあもう)
- 故郷へ錦を飾る(こきょうへにしきをかざる)
- 虎穴に入らずんば虎子を得ず(こけつにいらずんばこじをえず)
- 五十歩百歩(ごじゅっぽひゃっぽ)
- 壺中の天地(こちゅうのてんち)
- 子は三界の首枷(こはさんがいのくびかせ)
- 鼓腹撃壌(こふくげきじょう)
- 田作の歯軋り(ごまめのはぎしり)
- 子ゆえの闇(こゆえのやみ)
- 転ばぬ先の杖(ころばぬさきのつえ)
さ行のことわざ
【さ】からはじまることわざ
- 塞翁が馬(さいおうがうま)
- 先んずれば人を制す(さきんずればひとをせいす)
- 策士策に溺れる(さくしさくにおぼれる)
- 酒は百薬の長(さけはひゃくやくのちょう)
- 左袒(さたん)
- 五月の鯉の吹流し(さつきのこいのふきながし)
- 猿も木から落ちる(さるもきからおちる)
- 去る者は追わず(さるものはおわず)
- 去る者は日々に疎し(さるものはひびにうとし)
- 触らぬ神に祟りなし(さわらぬかみにたたりなし)
- 三顧の礼(さんこのれい)
- 三十六計逃げるに如かず(さんじゅうろっけいにげるにしかず)
- 山椒は小粒でもぴりりと辛い(さんしょうはこつぶでもぴりりとからい)
- 三人寄れば文殊の知恵(さんにんよればもんじゅのちえ)
【し】からはじまることわざ
- 鹿を逐う者は山を見ず(しかをおうものはやまをみず)
- 鹿を指して馬と為す(しかをさしてうまとなす)
- 地獄で仏に会う(じごくでほとけにあう)
- 肉食った報い(ししくったむくい)
- 獅子身中の虫(しししんちゅうのむし)
- 事実は小説よりも奇なり(じじつはしょうせつよりもきなり)
- 獅子の子落とし(ししのこおとし)
- 死児の齢を数える(しじのよわいをかぞえる)
- 士族の商法(しぞくのしょうほう)
- 七歩の才(しちほのさい)
- 死人に口なし(しにんにくちなし)
- 死馬の骨を買う(しばのほねをかう)
- 四面楚歌(しめんそか)
- 釈迦に説法(しゃかにせっぽう)
- 杓子定規(しゃくしじょうぎ)
- 蛇の道は蛇(じゃのみちはへび)
- 重箱の隅を楊枝で穿る(じゅうばこのすみをようじでほじくる)
- 守株(しゅしゅ)
- 出盧(しゅつろ)
- 朱に交われば赤くなる(しゅにまじわればあかくなる)
- 正直の頭に神宿る(しょうじきのこうべにかみやどる)
- 上知と下愚とは移らず(じょうちとかぐとはうつらず)
- 食指が動く(しょくしがうごく)
- 知らぬが仏(しらぬがほとけ)
- 白羽の矢が立つ(しらはのやがたつ)
- 尻馬に乗る(しりうまにのる)
- 人事を尽くして天命を待つ(じんじをつくしててんめいをまつ)
【す】からはじまることわざ
- 水魚の交わり(すいぎょのまじわり)
- 推敲(すいこう)
- 粋は身を食う(すいはみをくう)
- 酸いも甘いも噛み分けた(すいもあまいもかみわけた)
- 据膳食わぬは男の恥(すえぜんくわぬはおとこのはじ)
- 好きこそ物の上手なれ(すきこそもののじょうずなれ)
- 過ぎたるは及ばざるが如し(すぎたるはおよばざるがごとし)
- 杜撰(ずさん)
- 雀の涙(すずめのなみだ)
- 雀百まで踊り忘れず(すずめひゃくまでおどりわすれず)
- 住めば都(すめばみやこ)
【せ】からはじまることわざ
- 青眼(せいがん)
- 精神一到何事か成らざらん(せいしんいっとうなにごとかならざらん)
- 噬臍(ぜいせい)
- 清濁併せ呑む(せいだくあわせのむ)
- 清談(せいだん)
- 青天の霹靂(せいてんのへきれき)
- 積善の家に余慶あり(せきぜんのいえによけいあり)
- 折角(せっかく)
- 折檻(せっかん)
- 背に腹は替えられぬ(せにはらはかえられぬ)
- 前車の覆るは後車の戒め(ぜんしゃのくつがえるはこうしゃのいましめ)
- 前車の轍(ぜんしゃのてつ)
- 栴檀は二葉より芳し(せんだんはふたばよりかんばし)
- 船頭多くして船山に登る(せんどうおおくしてふねやまにのぼる)
- 善は急げ(ぜんはいそげ)
【そ】からはじまることわざ
- 滄海の一粟(そうかいのいちぞく)
- 喪家の狗(そうかのいぬ)
- 宋襄の仁(そうじょうのじん)
- 総領の甚六(そうりょうのじんろく)
- 俎上の魚(そじょうのうお)
- 袖振り合うも多生の縁(そでふりあうもたしょうのえん)
た行のことわざ
【た】からはじまることわざ
- 大海は芥を択ばず(たいかいはあくたをえらばず)
- 大疑は大悟の基(たいぎはたいごのもと)
- 大器晩成(たいきばんせい)
- 大賢は愚なるが如し(たいけんはぐなるがごとし)
- 太公望(たいこうぼう)
- 大山鳴動して鼠一匹(たいざんめいどうしてねずみいっぴき)
- 大事の前の小事(だいじのまえのしょうじ)
- 鯛の尾より鰯の頭(たいのおよりいわしのあたま)
- 大は小を兼ねる(だいはしょうをかねる)
- 大勇は闘わず(たいゆうはたたかわず)
- 大欲は無欲に似たり(たいよくはむよくににたり)
- 宝の持ち腐れ(たからのもちぐされ)
- 多岐亡羊(たきぼうよう)
- 多芸は無芸(たげいはむげい)
- 竹屋の火事(たけやのかじ)
- 竹薮に矢を射る(たけやぶにやをいる)
- 他山の石(たざんのいし)
- 多勢に無勢(たぜいにぶぜい)
- 蛇足(だそく)
- 多々益々弁ず(たたますますべんず)
- 畳の上の水練(たたみのうえのすいれん)
- ただより高いものは無い(ただよりたかいものはない)
- 立つ鳥跡を濁さず(たつとりあとをにごさず)
- 立て板に水(たていたにみず)
- 蓼食う虫も好き好き(たでくうむしもすきずき)
- 棚から牡丹餅(たなからぼたもち)
- 他人の疝気を頭痛に病む(たにんのせんきをずつうにやむ)
- 旅の恥は掻き捨て(たびのはじはかきすて)
- 旅は道連れ世は情(たびはみちづれよはなさけ)
- 卵に目鼻(たまごにめはな)
- 玉に瑕(たまにきず)
- 短気は損気(たんきはそんき)
【ち】からはじまることわざ
- 知音(ちいん)
- 池魚の災い(ちぎょのわざわい)
- 竹馬の友(ちくばのとも)
- 血で血を洗う(ちでちをあらう)
- 茶腹も一時(ちゃばらもいっとき)
- 忠言は耳に逆らう(ちゅうげんはみみにさからう)
- 朝三暮四(ちょうさんぼし)
- 提灯に釣鐘(ちょうちんにつりがね)
- 朝令暮改(ちょうれいぼかい)
- 塵も積もれば山となる(ちりもつもればやまとなる)
【つ】からはじまることわざ
- 月と鼈(つきとすっぽん)
- 月に叢雲、花に風(つきにむらくも、はなにかぜ)
- 月夜に釜を抜かれる(つきよにかまをぬかれる)
- 月夜に提灯(つきよにちょうちん)
- 土一升に金一升(つちいっしょうにかねいっしょう)
- 角を矯めて牛を殺す(つのをためてうしをころす)
- 爪に火を灯す(つめにひをともす)
- 爪の垢を煎じて飲む(つめのあかをせんじてのむ)
- 鶴の一声(つるのひとこえ)
- 鶴は千年亀は万年(つるはせんねんかめはまんねん)
- 聾の早耳(つんぼのはやみみ)
【て】からはじまることわざ
- 庭訓(ていきん・ていくん)
- 亭主の好きな赤烏帽子(ていしゅのすきなあかえぼし)
- 泥中の蓮(でいちゅうのはちす)
- 敵は本能寺に在り(てきはほんのうじにあり)
- 梃子でも動かない(てこでもうごかない)
- 手鍋を提げる(てなべをさげる)
- 出る杭は打たれる(でるくいはうたれる)
- 天衣無縫(てんいむほう)
- 椽大の筆(てんだいのふで)
- 天高く馬肥ゆる(てんたかくうまこゆる)
- 天に唾する(てんにつばする)
- 天馬空を行く(てんばくうをゆく)
- 天は二物を与えず(てんはにぶつをあたえず)
- 天は自ら助くる者を助く(てんはみずからたすくるものをたすく)
【と】からはじまることわざ
- 灯台下暗し(とうだいもとくらし)
- 問うに落ちず語るに落つ(とうにおちずかたるにおつ)
- 豆腐に鎹(とうふにかすがい)
- 東奔西走(とうほんせいそう)
- 桃李言わざれども下自ずから蹊を成す(とうりいわざれどもしたおのずからけいをなす)
- 登竜門(とうりゅうもん)
- 十日の菊(とおかのきく)
- 遠くの親類より近くの他人(とおくのしんるいよりちかくのたにん)
- 時は金なり(ときはかねなり)
- 読書百遍意自ずから通ず(どくしょひゃっぺんいおのずからつうず)
- 毒を食らわば皿まで(どくをくらわばさらまで)
- 毒を以って毒を制す(どくをもってどくをせいす)
- 所変われば品変わる(ところかわればしなかわる)
- 年には勝てぬ(としにはかてぬ)
- 年寄りの冷や水(としよりのひやみず)
- 図南(となん)
- 斗南の一人(となんのいちにん)
- 駑馬に鞭打つ(どばにむちうつ)
- 鳶が鷹を生む(とんびがたかをうむ)
- 飛ぶ鳥を落とす(とぶとりをおとす)
- 虎の威を借る狐(とらのいをかるきつね)
- 虎は死して皮を残す(とらはししてかわをのこす)
- 鳥無き里の蝙蝠(とりなきさとのこうもり)
- 泥棒を見て縄を綯う(どろぼうをみてなわをなう)
- どんぐりの背比べ(どんぐりのせいくらべ)
な行のことわざ
【な】からはじまることわざ
- 無い袖は振れない(ないそではふれない)
- 泣いて馬謖を斬る(ないてばしょくをきる)
- 長い物には巻かれろ(ながいものにはまかれろ)
- 泣き面に蜂(なきつらにはち)
- 泣く子と地頭には勝てぬ(なくことじとうにはかてぬ)
- 情けは人の為ならず(なさけはひとのためならず)
- 七重の膝を八重に折る(ななえのひざをやえにおる)
- 名は体を表わす(なはたいをあらわす)
- 怠け者の節句働き(なまけもののせっくばたらき)
- 蛞蝓に塩(なめくじにしお)
- 名を取るより実を取れ(なをとるよりじつをとれ)
- 南柯の夢(なんかのゆめ)
【に】からはじまることわざ
- 煮え湯を飲まされる(にえゆをのまされる)
- 二階から目薬(にかいからめぐすり)
- 逃がした魚は大きい(のがしたさかなはおおきい)
- 苦虫を噛み潰す(にがむしをかみつぶす)
- 憎まれっ子世に憚る(にくまれっこよにはばかる)
- 錦を衣て夜行くが如し(にしきをきてよるゆくがごとし)
- 二豎(にじゅ)
- 似たもの夫婦(にたものふうふ)
- 二度あることは三度ある(にどあることはさんどある)
- 二兎を追う者は一兎をも得ず(にとをおうものはいっともえず)
- 女房は変えるほど悪くなる(にょうぼうはかえるほどわるくなる)
- 女房は質に置いても朝酒は止められぬ(にょうぼうはしちにおいてもあさざけはやめられぬ)
【ぬ】からはじまることわざ
【ね】からはじまることわざ
【の】からはじまることわざ
は行のことわざ
【は】からはじまることわざ
- 背水の陣(はいすいのじん)
- 掃き溜めに鶴(はきだめにつる)
- 破鏡(はきょう)
- 白眼(はくがん)
- 白玉楼(はくぎょくろう)
- 白眉(はくび)
- 破天荒(はてんこう)
- 花は桜木人は武士(はなはさくらぎひとはぶし)
- 花より団子(はなよりだんご)
- 早起きは三文の徳(はやおきはさんもんのとく)
- 腹も身の内(はらもみのうち)
- 張子の虎(はりこのとら)
【ひ】からはじまることわざ
- 引かれ者の小唄(ひかれもののこうた)
- 髭の塵を払う(ひげのちりをはらう)
- 庇を貸して母屋を取られる(ひさしをかしておもやをとられる)
- 尾生の信(びせいのしん)
- 顰に効う(ひそみにならう)
- 人を呪わば穴二つ(ひとをのろわばあなふたつ)
- 髀肉之嘆(ひにくのたん)
- 火のないところに煙は立たぬ(ひのないところにけむりはたたぬ)
- 百聞は一見に如かず(ひゃくぶんはいっけんにしかず)
- 瓢箪から駒(ひょうたんからこま)
- 瓢箪鯰(ひょうたんなまず)
【ふ】からはじまることわざ
- 風声鶴唳(ふうせいかくれい)
- 風前の灯し火(ふうぜんのともしび)
- 笛吹けども踊らず(ふえふけどもおどらず)
- 覆水盆に反らず(ふくすいぼんにかえらず)
- 武士は食わねど高楊枝(ぶしはくわねどたかようじ)
- 豚に真珠(ぶたにしんじゅ)
- 舟に刻みて剣を求む(ふねにきざみてけんをもとむ)
- 武陵桃源(ぶりょうとうげん)
- 焚書坑儒(ふんしょこうじゅ)
【へ】からはじまることわざ
- 臍が茶を沸かす(へそがちゃをわかす)
- 下手の考え休むに似たり(へたのかんがえやすむににたり)
- 下手の横好き(へたのよこずき)
- 弁慶の立ち往生(べんけいのたちおうじょう)
- 弁慶の泣き所(べんけいのなきどころ)
【ほ】からはじまることわざ
ま行のことわざ
【ま】からはじまることわざ
- 蒔かぬ種は生えぬ(まかぬたねははえぬ)
- 馬子にも衣装(まごにもいしょう)
- 眉毛を読まれる(まゆげをよまれる)
- 眉に唾を塗る(まゆにつばをぬる)
- 眉に火が付く(まゆにひがつく)
- 真綿で首を締める(まわたでくびをしめる)
【み】からはじまることわざ
- 木乃伊取りが木乃伊になる(みいらとりがみいらになる)
- 身から出た錆(みからでたさび)
- 水と油(みずとあぶら)
- 味噌を付ける(みそをつける)
- 三日天下(みっかてんか)
- 三日坊主(みっかぼうず)
- 三つ子の魂百まで(みつごのたましいひゃくまで)
- 耳を掩うて鐘を盗む(みみをおおうてかねをぬすむ)
【む】からはじまることわざ
- 六日の菖蒲(むいかのしょうぶ)
- 昔取った杵柄(むかしとったきねづか)
- 矛盾(むじゅん)
- 娘一人に婿八人(むすめひとりにむこはちにん)
- 胸に一物(むねにいちもつ)
- 無理が通れば道理が引っ込む(むりがとおればどうりがひっこむ)
【め】からはじまることわざ
- 目から鼻へ抜ける(めからはなへぬける)
- 目屎鼻屎を笑う(めくそはなくそをわらう)
- 盲蛇に怖じず(めくらへびにおじず)
- 目には目、歯には歯(めにはめ、はにはは)
- 目の上の瘤(めのうえのこぶ)
- 目は口ほどに物を言う(めはくちほどにものをいう)
【も】からはじまることわざ
- 孟母三遷の教え(もうぼさんせんのおしえ)
- 餅は餅屋(もちはもちや)
- 沐猴にして冠す(もっこうにしてかんす)
- 本木に勝る末木なし(もときにまさるうらきなし)
- 元の鞘に納まる(もとのさやにおさまる)
- 元の木阿弥(もとのもくあみ)
- 桃栗三年柿八年(ももくりさんねんかきはちねん)
や行のことわざ
【や】からはじまることわざ
- 焼け石に水(やけいしにみず)
- 焼け野の雉子夜の鶴(やけののきぎすよるのつる)
- 安物買いの銭失い(やすものがいのぜにうしない)
- 柳に雪折れなし(やなぎにゆきおれなし)
- 柳の下にいるも泥鰌はおらぬ(やなぎのしたにいるもどじょうはおらぬ)
- 藪から棒(やぶからぼう)
- 藪を突突いて蛇を出す(やぶをつついてへびをだす)
- 病膏肓に入る(やまいこうこうにいる)
- 病は気から(やまいはきから)
- 山高きが故に尊からず(やまたかきがゆえにとうとからず)
- 闇夜の鉄砲(やみよのてっぽう)