毒を以って毒を制すどくをもってどくをせいす

ことわざの意味
悪性の病気を毒性の強い薬で治療するように、悪を除くために、悪を利用すること。悪人を退治するのに、悪人を使ってする。

用例

「悪質な業者を取り締まるため、元詐欺師を捜査に協力させた。毒を以って毒を制すだ。」

「ハッカーにセキュリティ対策を依頼するのは、毒を以って毒を制す手法だ。」

毒を以って毒を制す戦略で、強力なライバルをぶつけて市場を安定させた。」

類似のことわざ

出典について

「嘉泰普灯録」「以機奪機、以毒制毒」

出典の詳細

嘉泰普灯録(かたいふとうろく) 禅書。雷庵正受編。嘉泰4年(1204)。30巻。『景徳伝灯録』 『天聖広灯録』 『建中靖国続灯録』の後を継承し、その欠けたるを増補した禅宗史伝の書の一つ。前三書が出家沙門の事に偏しているのを改め、広く王公・居士・尼僧等の機縁を集める。示衆機語、聖君賢臣、応化聖賢、広語、拈頌、偈賛、雑著の八門に分って録し、およそ南岳下17世、青原下16世に及んでいる。