ことわざの意味
秋の日は、釣瓶(つるべ)が井戸の底へ急に落ちていくように、あっという間に沈んで暗くなってしまうということの例え。
用例
- つるべ落としと言われる通り、さっきまで明るかったのにもう辺りは真っ暗だ。
- 秋の山歩きは、日の入りが早いことを計算に入れないと、秋の日は釣瓶落としで遭難の危険がある。
ことわざの由来
「釣瓶(つるべ)」とは、井戸で水を汲むために縄の先につけた桶のことです。手を離すと重みで一気に井戸の底へ落ちていくその様子と、秋の夕日が地平線へ沈むスピードの速さを重ね合わせた表現です。夏の頃に比べて目に見えて日没が早まる実感を、視覚的な道具の動きで捉えた生活の知恵から生まれました。
対義語
- 春日遅々(しゅんじつちち)
類似のことわざ
- 秋の夕焼け鎌を研げ