ことわざの意味
損をさせられた上に、さらに追い打ちをかけるような損を重ねること。また、悪人に報いを与えるどころか、さらに利益を与えてしまうという愚かな行為の例え。
用例
- 詐欺に遭ったお金を取り戻そうとして、さらに調査費用を騙し取られるなんて、まさに盗人に追い銭だ。
- 不備のあった工事の補修費用を、同じ業者に前払いで渡すのは盗人に追い銭になりかねない。
ことわざの由来
自分の持ち物を盗んで逃げていく「盗人」に対して、さらに「追い銭(追加のお金)」を投げて与えるという、常識では考えられないほど不合理で愚かな行動が由来です。損害を最小限に抑えるどころか、自ら進んで被害を拡大させてしまう状況を皮肉って使われます。
対義語
- 虎口を脱する
類似のことわざ
- 火に油を注ぐ
- 拍車をかける
- 泥棒に追い銭
- 捨てる神あれば拾う神あり(※状況の対比として)