江戸の敵を長崎で討つえどのかたきをながさきでうつ

ことわざの意味
1. 江戸と長崎とはとても離れているところから、意外な場所で、昔の恨みの仕返しをすること。
2. 筋違いな事で、仕返しをすること。

用例

「テニスで負けた相手にマラソンで勝つとは、江戸の敵を長崎で討つようなものだ。」

「仕事では勝てなかったが、趣味の将棋で上司に勝った。江戸の敵を長崎で討った気分だ。」

「意外な場面で恨みを晴らすのは、まさに江戸の敵を長崎で討つだ。」

語源について

江戸時代の興行から出た言葉。大坂の籠職人が竹細工で巨大な涅槃像を作り、庶民の人気を攫(さら)った。江戸の職人の面目は丸潰れである。そこに、長崎のギヤマン細工灯篭と、ビイドロ細工阿蘭陀船が現れ、大坂の竹細工を凌ぐ人気となった。大坂職人の鼻を明かすこととなって、江戸の職人たちも溜飲が下がる思いであった。

類似のことわざ

  • 思わぬ場所で恨みを晴らす
  • 筋違いな仕返し