ことわざの意味
使用人を置かず、自分で煮炊(にた)きをするような、倹(つま)しい暮らしをする。貧しい生活をすることの喩え。
用例
「裕福な家の令嬢が、愛する人のために手鍋を提げる覚悟で嫁いだ。」
「手鍋を提げる暮らしも厭わないほど、二人は愛し合っていた。」
「贅沢な生活を捨て、手鍋を提げてでも一緒にいたいと告白した。」
ことわざに関する補足
「手鍋」は、囲炉裏(いろり)などに吊るすように作られた弦(つる)付きの鍋。
特に、「手鍋提げても」の形で、好きな男と夫婦になれるなら、どんな貧苦もいとわないという意に用いる。
類似のことわざ
出典について
浮・傾城禁短気「手鍋を提げさせ永く貧苦の苦しみをかける」