大欲は無欲に似たり(たいよくはむよくににたり)

ことわざの意味
1. 大きな望みを持つ者は、小さな利益に目もくれないから、外見は無欲のように見える。
2. 欲の深い者は、欲のために却(かえ)って損をしがちで、結局は無欲の者と同じ結果になる。また、大欲を抱き目的を達成したとしても、その結果を有効に用いなければ、結果として小欲と同じであるということ。

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出典について

徒然草-217」「究竟は理即に等し。大欲は無欲に似たり。」