ことわざの意味
信じている人にとっては、つまらないものでも非常に尊く感じられるということ。また、一度信じてしまえば、どんなものでもありがたく思えるという心の不思議さを指す。
用例
「あんな怪しげな健康法が効くとは思えないが、本人はすっかり元気になったと言っている。鰯の頭も信心からというし、本人が幸せならそれでいいのかもしれない。」
ことわざの由来
節分の夜、魔除けとして柊(ひいらぎ)の枝に鰯の頭を刺して門口に掲げる習わしに由来します。客観的に見ればゴミ同然の鰯の頭でも、災いを防ぐ力があると信じる人にとっては絶大な価値を持つことから、信仰心の不思議さや、思い込みの強さを表現するようになりました。
対義語
- 合わぬ蓋あれば開かぬ鍋あり(理屈に合わないことを指す場合)
類似のことわざ
- 坊主丸儲け
- 惚れた欲目
- 痘痕(あばた)も靨(えくぼ)
英語の類似のことわざ
- Belief can make a god out of a stone.
- Faith moves mountains.