鮑の片思いあわびのかたおもい

ことわざの意味
自分が相手を慕っているだけで、相手にはその気がまったくないこと。つまり、一方的な片思いのたとえ。

用例

「彼とはもう3年も友人関係のままだが、私ばかりが彼の動向を気にしている。まさに鮑の片思いだ。」

ことわざの由来

アワビの貝殻が、一枚貝のように見えることに由来します。一般的な二枚貝は左右対になっていますが、アワビは殻が片側にしか見えないため、これを「片想い(片方の殻しかない)」にかけて表現されるようになりました(実際にはアワビは巻貝の仲間です)。万葉集などの和歌の時代から、磯の鮑を片思いに例える表現が親しまれてきました。

対義語

類似のことわざ

  • 独り相撲
  • 磯の鮑の片思い