ことわざの意味
大きな疑念を持つことこそが、大きな悟り(真理の発見)に至るための基礎であるということ。深く疑い、問い続けるプロセスがなければ、真の理解や解決は得られないという教え。
用例
- 常識を疑うことから新理論が生まれた。まさに大疑は大悟の基である。
- 「なぜだろう」という強い疑問を持ち続けたからこそ、彼はこの難問を解決できた。大疑は大悟の基だ。
ことわざの由来
仏教(特に禅宗)の教えに由来します。「疑い」は一見すると迷いや煩悩のように思えますが、安易に信じたり分かったつもりになったりせず、徹底的に突き詰めて疑い抜く(大疑)ことで、初めて迷いの霧が晴れ、深い悟り(大悟)の境地に到達できるとされています。江戸時代の禅僧、白隠慧鶴(はくいんえかく)もこの精神を重んじました。