ことわざの意味
自分の身の回りに起きている問題や始末さえ満足にできないのに、他人の世話を焼いたり、他人のことに口出ししたりすることのたとえ。
用例
「自分の借金さえ返せていないのに、人の経営にアドバイスするなんて、頭の上の蝿も追えぬ状態だということを自覚すべきだ。」
ことわざの由来
自分の頭に止まっている蝿(はえ)すら追い払うことができないほど無力であったり、自分のことに無頓着であったりする様子から転じて、自分のことがおろそかになっている状態を指すようになりました。江戸時代の浄瑠璃やいろはかるた(江戸札)にも採用されている、古くから親しまれている表現です。
対義語
- 余計なお世話
- 釈迦に説法(文脈により)
類似のことわざ
- 自分の頭の上の蝿を追え
- 遠くの火事より背中の火
- 聖人の目から鼻へ抜ける