三顧の礼(さんこのれい)

ことわざの意味
目上の人が、ある人物に礼を尽くして仕事を頼むこと。また、目上の人が、ある人物を特別に信任したり、優遇したりすること。

類似のことわざ

  • 三顧

出典について

「蜀志(三国志)-諸葛亮」 中国の蜀の劉備(りゅうび)が諸葛孔明の庵を三度訪れ、遂に軍師として迎えた。

ことわざに関連する人物の詳細

諸葛亮(しょかつりょう)・孔明(こうめい) 中国、三国時代の蜀漢の宰相。181~234。亮(りょう)は名、字は孔明。諡(おくりな)は忠武。襄陽の隆平に隠れていたが、蜀漢の劉備の三顧の礼に応じて仕え、戦略家として活躍し、天下三分の計を説き、孫権と連合して赤壁の戦に曹操を破った。後、五丈原で司馬懿(しばい)と対陣中病没。著「諸葛武侯文集」。