猿猴月を取る(えんこうつきをとる)

ことわざの意味
できないことをしようとして、失敗すること。身の程知らずの望みを持ったばかりに、却って失敗すること。

類似のことわざ

出典について

僧祇律-七」 猿たちが井戸の中の水に映った月影を取ろうとして、手と尾を結んで井戸に降りていったところ、枝が折れて皆溺れ死んだ。

出典の詳細

摩訶僧祇律(まかそうぎりつ)は戒律書。四部律の一つ。佛陀跋陀羅(ブッダバドラ)。東晋。408年頃か。生活規範を書いたもの。