燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らん(えんじゃくいずくんぞこうこくのこころざしをしらん)

ことわざの意味
燕や雀のような小鳥に、菱食(ひしくい)や鵠(くぐい)のような大きな鳥のことが分かろうか。つまり、小人物には、大人物の大志を悟ることなどできはしないということ。

出典について

「史記-陳渉世家」「燕雀安知鴻鵠志」 秦を滅ぼすきっかけを作った陳勝(ちんしょう)がまだ日雇いの若いころ、仲間に「自分が出世したらお前たちのことを忘れず思い起こそう」と言ったとき、人々が嘲笑ったので言った言葉。