亭主の好きな赤烏帽子(ていしゅのすきなあかえぼし)

ことわざの意味
主人が好むなら、どんな異様なものでも、どんな悪趣味なものでも、家族はその趣味に従わなければならないということの喩え。

ことわざの補足

烏帽子は普通黒塗りであり、赤塗りの烏帽子は珍妙なものとされた。変なものを好む性質、または、そのような人の喩えとされた。