梁上の君子りょうじょうのくんし

ことわざの意味
1. 家の梁の上に潜(ひそ)む者。盗賊。盗人(ぬすっと)。
2. 転じて、鼠(ねずみ)。

用例

「天井裏に潜む物音に気づき、梁上の君子がいると悟った。」

「泥棒を梁上の君子と婉曲に呼ぶのは、中国の故事に由来する。」

「家の中に不審な気配がして、梁上の君子の存在を疑った。」

類似のことわざ

  • 梁上公

出典について

後漢書-陳寔伝」 「有盗夜入其室、止於梁上、寔陰見、乃起自整払、呼命子孫、正色訓之曰、夫人不可不自勉、不善之人未必本悪、習以性成、遂至於此、梁上君子者是矣、盗大驚、自投於地、稽帰罪」

故事:後漢の陳寔(ちんしょ)が梁の上に潜む泥棒を見付け、子供たちを呼び集めて「悪人は元から悪人だったのではない。悪い習慣が身に付いてそうなったのだ。梁の上の立派な人がそのひとりだ」と言って戒(いまし)めたので、泥棒は驚いて降りてきて謝罪し罪を詫(わ)びた。