宋襄の仁そうじょうのじん

ことわざの意味
無益の情(なさ)け。時宜(じぎ)を外れた、役に立たない憐(あわ)れみ。

用例

「相手の準備が整うのを待ってから攻めるなんて、宋襄の仁と言うほかない。」

「ビジネスの世界で競合に配慮しすぎるのは宋襄の仁であり、自滅を招く。」

「彼の行動は一見紳士的だが、宋襄の仁にすぎず、結局は敗北した。」

出典について

春秋左氏伝-僖公22年」 中国、春秋時代、宋と楚が戦った時(紀元前638年)、宋の襄公(じょうこう)は先制攻撃を進言した公子目夷(もくい)の言を斥(しりぞ)け、長江の渡河中も動かず、更に渡河した後も「君子は人を阨(やく)に困(くる)しめず」と言って陣形が整うのを待った。敵が布陣を終えるのを待ったばかりに敗れ、亡ぼされてしまった。

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