鬼の目にも涙おにのめにもなみだ

ことわざの意味
無慈悲で冷酷だと思われているような恐ろしい人でも、時には情に動かされて涙を流すことがあるということ。

用例

  • いつも厳しく指導する鬼上司が、部下の結婚式で号泣しているのを見て、まさに鬼の目にも涙だと思った。
  • 冷徹な実業家として知られる彼が、愛犬との別れに肩を落とす姿は鬼の目にも涙であった。
  • 頑固で一度も謝ったことのない父が、孫の誕生を喜んで涙ぐむ姿に、鬼の目にも涙を感じた。

ことわざの由来

恐ろしさの象徴である「鬼」であっても、人としての温かい感情や慈悲の心が完全に失われているわけではないという考えに基づいています。どんなに冷酷に見える人物にも、どこかに人間らしい脆さや優しさが残っていることを表しています。

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