ことわざの意味
大海はどんなに小さなゴミや汚れが流れ込んできても、それをすべて受け入れて包み込んでしまう。転じて、器の大きな人物は、どんな種類の人や意見でも拒まずに受け入れるという寛大さのたとえ。
用例
- 彼は「大海は芥を択ばず」を信条としており、反対意見を持つ者も分け隔てなく重用した。
- どんなに未熟な新入社員であっても、あの部長は大海は芥を択ばずの精神で粘り強く指導してくれる。
- 指導者たるもの、大海は芥を択ばずという広い度量を持って、多種多様な人材を使いこなすべきだ。
ことわざの由来
「大海(だいかい)」は大きな海、「芥(あくた)」はゴミやちりを意味します。中国の古典『管子』にある「海は小流を辞せず、故に能くその大を成す(海は小さな川の流れを拒まないから、あのような大きさになれるのだ)」という一節に基づいています。大きなものは些細なことにこだわらず、すべてを吸収して自らの力にするという思想から生まれました。