二階から目薬にかいからめぐすり

ことわざの意味
物事が思うようにいかず、もどかしいことのたとえ。 また、やり方が遠回しすぎて、効果がないことのたとえ。

用例

  • 電話やメールだけで細かいニュアンスを伝えようとしても、二階から目薬でなかなか話が進まない。
  • 現場を知らない上層部が考えた対策は、どれも二階から目薬で全く効果が出ていない。
  • あの人のアドバイスは抽象的すぎて、2階から目薬のようなものだ。

ことわざの由来

建物の二階にいる人が、下にいる人に対して目薬を差そうとする状況から来ています。 そんな高いところからでは、狙いを定めても目薬が目に入ることはまずありません。この「距離がありすぎて狙い通りにいかない様子」や「何度も試みてもうまくいかない様子」から、物事が思うようにならずもどかしいことや、効果が期待できないことを表すようになりました。 「江戸いろはかるた」の「に」の読み札としても広く知られています。

類似のことわざ

  • 隔靴掻痒(かっかそうよう):靴の上から足のかゆい所をかくように、物事の核心に触れず、もどかしいこと。
  • 天井から目薬(てんじょうからめぐすり):「二階から目薬」と同義。
  • 焼け石に水(やけいしにみず):努力や援助が少なくて、何の役にも立たないこと。(「効果がない」という意味で類似)

英語の類似のことわざ

  • Fanning the sun with a feather.
  • Far water does not put out a near fire.