枡で量って箕で零すますではかってみでこぼす

ことわざの意味
一方でいくら節約しても、他方で無駄遣いをするため、少しも蓄えにならないことのたとえ。せっかく苦労して稼いだり貯めたりしたものを、あっさりと使い果たしてしまうさまを表す。

用例

「毎月コツコツと節約しているのに、休日はつい散財してしまう。まったく枡で量って箕で零すようなものだ。」

「彼女は仕事に励んで収入を得るが、買い物に夢中で貯金がまったく増えない。枡で量って箕で零すの典型だ。」

「会社の節電対策で電気代を削減しても、無駄な残業が続く。枡で量って箕で零すでは意味がない。」

ことわざの由来

「枡(ます)」とは穀物などを量るための升のことで、丁寧に量り取って蓄えようとしているさまを表す。一方「箕(み)」は穀物を風でふるいにかける農具で、ざるのように大量にこぼれ落ちる道具。せっかく少しずつ貯めた(枡で量った)ものを、ざっくりと大きく使い果たしてしまう(箕でこぼす)という、農家の日常作業から生まれたたとえである。

類義語

対義語

英語の類似のことわざ

  • A penny saved is a penny earned.