京のお茶漬けきょうのおちゃづけ

ことわざの意味
表面上は親切で丁寧な言葉遣いや態度を示しながらも、実際には「早く帰ってほしい」というような、遠回しな拒絶や皮肉を伝えることのたとえ。京都特有の「本音と建前」を象徴する言葉。

用例

  • 長居をしていたら「お茶漬けでもいかがどす?」と言われたが、これは早く帰れというサインだと思い、急いで席を立った。まさに京のお茶漬けだ。
  • 彼の誘い方は丁寧だが、どこか「京のお茶漬け」のような含みがあって、素直に喜べない。
  • 遠回しな断り文句を指して、「それは京のお茶漬けのようなものだね」と揶揄する。

ことわざの由来

京都の家庭を訪問した際、帰り際に「お茶漬け(ぶぶ漬け)でもいかがですか」と勧められるのは、「そろそろお引き取りください」という合図であるという都市伝説的な風習に由来します。実際に勧められたからといって真に受けて食べてしまうのは、空気が読めない野暮なこととされました。

対義語