ことわざの意味
敵をあざむくために、自分の身を苦しめてまで行うはかりごとのこと。転じて、苦しまぎれに考え出した手段。
ことわざの用例
- 締め切りに間に合わせるための苦肉の策として、一部の機能を削除した。
- 人員不足を補うための苦肉の策だったが、意外にも効果があった。
- それは、追い詰められた末の苦肉の策だった。
ことわざの由来
兵法「三十六計」の一つ「苦肉計」より。中国の三国志の赤壁の戦いで、呉の黄蓋がわざと刑を受けて味方を欺き、曹操の信用を得て火攻めを成功させた故事に由来します。
類似のことわざ
- 窮余の策
- 背水の陣
英語のことわざ
- A desperate measure
- Last resort