満を持すまんをじす

ことわざの意味
弓を十分に引き絞って機会を待つように、十分に準備を整えて好機を待つこと。機が熟すまでじっくりと準備を重ね、万全の態勢で物事に臨むという意味。

用例

「長年の修業を経て満を持して独立した彼の店は、開店初日から行列ができた。」

「チームは満を持して新商品を発表し、市場に大きなインパクトを与えた。」

満を持すという言葉の通り、彼女は5年間準備を重ねてから初めての小説を出版した。」

ことわざの由来

「満(まん)」は弓をいっぱいに引き絞ること、「持す(じす)」はその状態を保つことを意味する。弓道では矢を放つ前に弓をしっかりと引き絞り、狙いを定める動作が重要とされる。そこから転じて、十分な準備と適切なタイミングを見計らって行動することを表すようになった。中国の古典「史記」にも「引満以待」(弓を引き絞って待つ)という表現があり、この概念の源流とされる。

類義語

対義語

  • 無謀
  • 準備不足