ことわざの意味
待ち望んでいる間こそが最も楽しく美しいということ。実際に手に入れてしまうと、期待していたほどではないことも多い。期待や希望に胸を膨らませている時間の豊かさを表す。
用例
「旅行の前日が一番ウキウキする。待つ間が花というもので、当日になると案外落ち着いてしまう。」
「贈り物の包みを開けるまでが最高の瞬間。待つ間が花というか、中身を見た後は少し気が抜けた。」
「彼女はずっと憧れていたアーティストのコンサートを楽しみにしている。待つ間が花というけれど、当日も楽しめるといいな。」
ことわざの由来
日本人が古くから持つ「物事は手に入れる前が最も美しい」という感性から生まれた言葉。桜の花が散るからこそ美しいように、期待や希望に胸を膨らませている時間こそが人生を豊かにするという考え方が背景にある。「花」は桜の花を指し、その儚さと美しさが待つ時間の価値を象徴している。
類義語
- 花は半開を見よ
- 恋の予感
英語の類似のことわざ
- Anticipation is often better than realization.