ことわざの意味
自分も相応の痛手(犠牲)を被ることを覚悟の上で、相手にそれ以上の致命的な打撃を与え、最終的な勝利を得ること。捨身の覚悟で大きな目的を果たすことのたとえです。
用例
- 競合他社に勝つために一時的な赤字は覚悟の上だ。まさに肉を切らせて骨を断つ戦略で市場を奪いに行く。
- 相手の反論をあえて受け流さず、自分の弱点を晒してでも決定的な証拠を突きつける、肉を切らせて骨を断つ交渉術だ。
ことわざの由来
剣術の極意に由来する言葉です。敵の太刀を自分の「肉」で受け止める(斬らせる)間に、自分は敵の「骨」まで達する深い一撃を与えて倒すという、相打ちに近い覚悟の戦法を指します。単に勝つだけでなく、自分自身の犠牲を厭わない凄絶な決意を表す表現として定着しました。
類似のことわざ
- 捨て身の攻撃
- 乾坤一擲(けんこんいってき)
- 背水の陣
- 虎穴に入らずんば虎子を得ず
この記事の著者 : くろご式ことわざ辞典編集部
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