目に入れても痛くないめにいれてもいたくない

ことわざの意味
子どもや愛する人をこの上なくかわいがり、大切に思う気持ちを表したことわざです。目に入れれば普通は痛いはずなのに、それでも痛くないと感じるほど愛おしいという誇張した表現で、親が子どもに対して抱く深い愛情の大きさを示しています。特に祖父母が孫に対して使うことが多い表現です。

用例

「初孫が生まれてから、おじいちゃんはすっかりメロメロで、目に入れても痛くないといった様子で抱っこばかりしている。」

「一人っ子として育てられた彼女は、親から目に入れても痛くないほど溺愛されてきた。」

「あの子は本当にかわいい。目に入れても痛くないとはまさにこのことだと、初めて子どもを持って実感した。」

ことわざの由来

この表現の起源は江戸時代にまでさかのぼります。目は非常に繊細な器官であり、小さな塵が入っただけでも激しい痛みを感じます。そこに「入れても痛くない」と言うほど愛おしいという誇張表現が生まれました。江戸時代の文学や俳句にも類似した表現が見られ、特に子どもや孫への深い愛情を語る場面で使われてきました。英語の “the apple of one’s eye”(目の中のりんご、つまり瞳孔のように大切なもの)と似たような発想の表現です。

類義語

対義語

  • 憎い子には旅をさせよ