弱きを助け強きをくじくよわきをたすけつよきをくじく

ことわざの意味
強者の横暴を挫き、弱者を助けることが正義であるという、義侠心(ぎきょうしん)の精神を表したことわざです。権力や力を持つ者が弱い者をいじめることに対して立ち向かい、弱者を守ることこそが真の勇気であるという考え方を示しています。日本の武士道精神や任侠の世界で特に重んじられてきた価値観です。

用例

「彼はいつも困っている人に手を差し伸べる。弱きを助け強きをくじくという言葉がそのまま当てはまるような人物だ。」

「その弁護士は大企業に対して住民の権利を守るために戦った。弱きを助け強きをくじくとはまさにこのことだ。」

「子どもの頃から弱きを助け強きをくじく精神を大切にしなさいと育てられた。だからいじめには絶対に黙っていられない。」

ことわざの由来

このことわざは日本の武士道と任侠の精神に深く根ざしています。江戸時代には「義侠(ぎきょう)」という概念が広まり、強者に媚びず弱者を守る生き方が美徳とされました。時代劇や講談の世界でも「弱きを助け強きをくじく」は英雄的な主人公の行動原理として描かれてきました。また、儒教の「仁(じん)」の精神とも通じており、人としての道義を重んじる価値観が背景にあります。

類義語

対義語