露命を繋ぐろめいをつなぐ

ことわざの意味
朝露のように儚い命をかろうじて保ちながら生きていくこと。非常に苦しい状況の中でも、細々と生命を維持していくことのたとえ。贅沢は言えない、ぎりぎりの生活を送ることを指す場合もある。

用例

「戦乱の世を露命を繋ぐように生き延びた老人の語る体験談は、聞く者の心を打った。」

「病の床でも露命を繋ぎ、何とか子供たちの成長を見届けたいと彼女は祈り続けた。」

「仕事もなく貯金も底をつき、露命を繋ぐようにして毎日を過ごしていた頃のことは忘れられない。」

ことわざの由来

「露命(ろめい)」とは朝露のような命、つまり儚くいつ消えるかわからない命のこと。朝露は日が昇ればすぐに消えてしまうはかない存在の象徴として、古くから日本文学や和歌に用いられてきた。そのような儚い命を「繋ぐ」=つなぎとめるという表現で、極めて困難な状況下での生存を表す。

類義語