ことわざの意味
仲間との約束や取り決めを破って、一人だけ抜け出して先に手柄を立てること。ルールを破って得た功績や名誉のこと。卑怯な行為として批判的に使われることが多い。
用例
「みんなで一緒に発表すると決めていたのに、彼だけが先に上司に報告した。抜け駆けの功名とはこういうことだ。」
「チームで進めていたプロジェクトを個人の功績として発表するのは抜け駆けの功名と非難を受けた。」
「抜け駆けの功名で一時は評価されたが、後に仲間との信頼を失い孤立することになった。」
ことわざの由来
戦国時代の武士の言葉から来ている。「抜け駆け」とは、戦において仲間と相談して突撃するタイミングを決めていたのに、一人だけ抜け出して先に突撃すること。このような行為で得た手柄を「抜け駆けの功名」と呼んだ。当時は武士の禁じ手とされていた行為であり、一時的に手柄を得ても不名誉とされた。
類義語
- 出し抜く
- 裏をかく
対義語
- 義理を通す
- 筋を通す
英語の類似のことわざ
- A stolen march.