兵強ければ則ち滅ぶへいつよければすなわちほろぶ

ことわざの意味
軍事力が強大になりすぎると、かえって滅亡を招くという意味。力を過信して傲慢になったり、武力に頼りすぎたりすることへの戒め。

用例

「歴史を振り返れば兵強ければ則ち滅ぶの例には事欠かない。軍事大国が驕りによって崩壊した事例は数多い。」

「競合に勝つために規模を拡大し続けた会社が過剰投資で倒産した。兵強ければ則ち滅ぶの現代版だ。」

「独裁者は強大な軍事力を誇ったが、兵強ければ則ち滅ぶというように、最終的には民衆の反発で打倒された。」

ことわざの由来

中国の古典「老子」第76章に「強大なものは死の徒、柔弱なものは生の徒」という思想があり、剛強なものは命を失い、柔軟なものは生き続けるという逆説的な哲学が背景にある。また歴史的にも強大な軍事力を誇った帝国が内部崩壊や過信から滅亡した例が多く、この言葉が教訓として語り継がれるようになった。

類義語

英語の類似のことわざ

  • Pride goes before a fall.
  • The mightiest empires fall the hardest.