ことわざの意味
人の世の栄枯盛衰や人生の儚さのたとえ。お米を炊く短い時間に見る夢のように、長い年月も夢のような一瞬にすぎないということ。
用例
「かつて一世を風靡した大企業が、わずか数年で倒産してしまった。まさに一炊の夢のようだ。」
ことわざの由来
中国・唐代の伝奇小説「枕中記」(ちんちゅうき)に由来する。邯鄲(かんたん)の町で、立身出世を夢見る青年・盧生が、道士の呂翁から不思議な枕を借りて一眠りする。夢の中で数十年の波乱万丈な人生を経験し、目覚めると宿屋のあわ飯(黄梁)がまだ炊けていなかったという話から。「黄梁夢」「邯鄲の夢」とも言う。
類義語
- 邯鄲の夢
- 黄梁夢
類似のことわざ
- 南柯の夢
- 人生は夢のごとし
英語の類似のことわざ
- Life is but a dream
- A dream that lasts only as long as it takes to cook rice