ことわざの意味
不幸や災難が起きたとき、親(身内)は心から悲しんで駆けつけてくれるが、他人(親しくない人)は食事の振る舞いがあるから来るだけで、真の心配はしていないということ。真の友情・肉親の愛情と、利害打算で動く他人との違いを示した言葉。
用例
「葬儀の席に大勢の人が集まったが、親は泣き寄り他人は食い寄りというように、本当に悲しんでいるのはごく一部の身内だけだった。」
「危機に際して誰が本当の味方かが分かる。親は泣き寄り他人は食い寄りと言われるように、食事目当てでやってくる者も少なくない。」
「親は泣き寄り他人は食い寄りというが、困ったときに駆けつけてくれた友人こそが本当の友だと実感した。」
ことわざの由来
昔は不幸があった際に、親族は泣きながら集まり、知人や近所の人は食事の振る舞いがあることを目当てに集まってくることが多かったという風習から生まれた言葉。身内と他人の行動の違いが、そのまま心の違いを表していると見られていた。
類義語
- 困ったときの友こそ真の友
- 金の切れ目が縁の切れ目