ことわざの意味
時鳥(ほととぎす)が鳴くまでじっくりと待つという意味から、物事を焦らず、相手が動くのをじっと辛抱強く待つ姿勢のこと。特に徳川家康の忍耐強い性格を表す句として知られる。
用例
「新製品の投入時期を巡って社内は焦っていたが、社長は鳴くまで待とう時鳥の精神で市場の熟成を待った。」
「鳴くまで待とう時鳥というように、彼はチャンスが来るまで決して焦ることなく準備を続けた。」
「交渉においては鳴くまで待とう時鳥の戦略が功を奏し、相手が折れるまで辛抱強く待ち続けた。」
ことわざの由来
戦国武将の性格を表す「ほととぎす」の句として有名。「鳴かぬなら殺してしまえほととぎす(織田信長)」「鳴かぬなら鳴かせてみせようほととぎす(豊臣秀吉)」「鳴かぬなら鳴くまで待とうほととぎす(徳川家康)」の三句は、三人の性格の違いを端的に示すものとして語り継がれてきた。家康の忍耐強さと長期的な視野を象徴する句で、「待つことの大切さ」を説く言葉として広く使われる。
類義語
対義語
- 鳴かぬなら殺してしまえほととぎす
- 善は急げ
英語の類似のことわざ
- Everything comes to those who wait.
- Patience is a virtue.