ことわざの意味
喧嘩や争いが終わったあとで、武器や棒を持ち出すこと。事が済んでから準備をするのでは遅すぎることのたとえ。転じて、後の祭りになることを意味する。
用例
「試合が終わってから練習方法を変えても、諍い果てての乳切り木だ。準備は事前にしておかなければならない。」
「交渉が決裂してから資料を整えても、諍い果てての乳切り木というもの。最初から証拠を揃えておくべきだった。」
「諍い果てての乳切り木とならないよう、有事の際の備えは平時から整えておくことが重要だ。」
ことわざの由来
「乳切り木(ちぎりぎ)」とは、乳の高さ(胸の高さ)ほどの棒のことで、武器として使われた棒のこと。争いが終わった後にその棒を持ち出しても何の役にも立たないことから、事が済んでから対策を立てても意味がないという教えとして使われるようになった。