ことわざの意味
二つのものの関係が、表と裏のように密接で、切り離すことができないこと。相反するように見える二つの事柄が、実は根源で深く結びついている様子を指します。
用例
- 自由と責任は表裏一体であり、権利だけを主張することはできない。
- 芸術における才能と孤独は、往々にして表裏一体の関係にある。
ことわざの由来
物の「表」と「裏」が物理的に一つの体をなしているという事実に由来します。どちらか一方だけを取り出すことは不可能であり、片方が存在すれば必ずもう片方も存在するという理(ことわり)を、抽象的な概念や人間関係、社会現象に当てはめて使うようになりました。
類似のことわざ
- 不即不離
- 持ちつ持たれつ
- 陰陽和合
英語の類似のことわざ
Two sides of the same coin Inseparable
ことわざを使った文学作品
『善の研究』(西田幾多郎) (※主観と客観、あるいは知性と意志が「表裏一体」であるといった哲学的な文脈で論じられることが多い言葉です)