毒を食らわば皿までどくをくらわばさらまで

ことわざの意味
一度悪事に手を染めたり、やり始めてしまったりした以上は、中途半端にせず最後までやり抜こうということ。また、一度悪い状況に陥ったなら、どこまでも突き進むしかないという居直りの気持ちを指します。

用例

  • 嘘をつき通すのは心苦しいが、毒を食らわば皿までだ、最後まで知らないフリをしよう。
  • 予算を大幅にオーバーしてしまったが、中途半端に終わらせるわけにはいかない。毒を食らわば皿まで、完成するまで徹底的に資金を投入する。

ことわざの由来

「毒が入っている料理を食べてしまったのなら、どうせ死ぬことに変わりはないのだから、いっそ皿まで舐めてしまえ」という、捨て身の覚悟や極端な開き直りに由来します。江戸時代の演劇(歌舞伎)や読み物などで、追い詰められた悪役が放つセリフや、覚悟を決めた人物の心情を表す言葉として普及しました。

類似のことわざ

  • 乗りかかった船
  • 乗り出した足
  • 泥船に乗る

英語の類似のことわざ

In for a penny, in for a pound As well be hanged for a sheep as a lamb

ことわざを使った文学作品

『金色夜叉』(尾崎紅葉) 『次郎長三国志』(村上元三)

この記事の著者 : くろご式ことわざ辞典編集部
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