ことわざの意味
夜になってから天気が回復した場合は、翌日には雨が降りやすいという気象の経験則。夜に晴れても油断は禁物であることを伝える言葉。
用例
「夜上がり天気雨近しというから、今夜の星空に惑わされず傘を持って出かけたほうがいい。」
「昨夜は快晴だったが、夜上がり天気雨近しの通り、午後から本降りの雨になった。」
「天気予報の前に先人の知恵として夜上がり天気雨近しということわざがあり、農家の人々はこれを信じていた。」
ことわざの由来
農耕社会において天気を読むことは農作業の死活問題だった。長年の経験から「夜になって急に天気が回復する(夜上がり)」場合、翌日には天気が崩れて雨になりやすいという経験則が生まれた。これは気象学的にも、低気圧の接近や前線の動きと関係があるとされる。こうした生活の知恵が言葉として伝えられてきた。
類義語
- 朝焼けは雨、夕焼けは晴れ
- 夕焼けに鎌を研げ
英語の類似のことわざ
- Red sky at night, sailor’s delight; red sky in morning, sailor’s warning.