去る者は日々に疎し(さるものはひびにうとし)

ことわざの意味
1. 親しかった者でも、離れていると次第に交情(こうじょう)が薄くなっていくものだということ。2. 死んだ人は月日が経つにつれて、段々と忘れられていくということ。

類似の英語のことわざ

  • Out of sight, out of mind.(目に見えなくなれば心から消えて行く)

出典について

「文選-古詩十九首・一四」 「去者日以疎、生者日以親」

出典の詳細

文選(もんぜん) 中国の詩文集。30巻。梁の昭明太子蕭統(しょうとう)ら撰。6世紀前半に成立。唐の李善注本60巻が伝わる。周から梁に至る約千年間の美文の粋、約800編を文体別・時代順に並べたもの。中国現存最古の選集。日本への伝来は古く、「白氏文集」とともに文集・文選と併称された。