諸行無常しょぎょうむじょう

ことわざの意味
この世のすべての現象や存在するものは、常に変化し続けており、一刻も同じ状態にとどまることはないということ。万物は流転し、永遠不変のものは一つもないという教えです。

用例

  • かつての繁華街が今では静まり返っている様子を見て、諸行無常を感じずにはいられない。
  • どんなに栄華を極めた権力者も、やがては歴史の表舞台から消えていく。これこそが諸行無常の理だ。

ことわざの由来

仏教の根本思想である「三法印(さんぽういん)」の一つです。「諸行」はこの世のすべての出来事や形あるものを指し、「無常」は常ではない(常に変化する)ことを意味します。この思想は日本人の精神構造に深く根付いており、単なる虚無感だけでなく、今この瞬間を大切にする、あるいは変化を受け入れるという美意識や哲学としても発展しました。

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この記事の著者 : くろご式ことわざ辞典編集部
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