礼に始まり乱に終わるれいにはじまりらんにおわる

ことわざの意味
初めは礼儀正しく節度を保っていても、時間が経つにつれて乱れ、無礼になってしまうこと。宴席や交際において最初は丁寧でも、慣れると節度を失いがちなことを表す。

用例

「その宴会も最初は和やかだったが、お酒が入ると騒ぎ出す人が現れ、まさに礼に始まり乱に終わるだった。」

「新入社員の頃は礼儀正しかった彼も、数年後にはすっかり馴れ馴れしくなった。礼に始まり乱に終わるというやつだ。」

「国際的な交渉も序盤は丁寧だが、利害が対立し始めると態度が一変することがある。礼に始まり乱に終わるの典型だ。」

ことわざの由来

「礼」とは礼儀・礼節のことで、人間関係の基本となる節度ある振る舞いを指す。「乱」は乱れ・混乱・無礼の状態。宴席などでは開始時は礼儀を守っていても、時間が経つにつれて気が緩み、酒の勢いなどもあって礼節を失うことを戒めた言葉である。礼儀は最初だけでなく終始一貫して保つべきという教えも含んでいる。

類義語

対義語