狂瀾を既倒に廻らすきょうらんをきとうにめぐらす

ことわざの意味
すでに激しく崩れ落ちてしまった波(形勢)を元に戻すという意味から、一度崩れてしまった状況や形勢を立て直すこと。非常に困難な局面を覆すことを表すことわざ。

用例

「会社が倒産寸前の状態から新社長が狂瀾を既倒に廻らすような活躍を見せ、見事に経営を立て直した。」

「試合終盤に大差をつけられていたが、エースの活躍で狂瀾を既倒に廻らすごとく逆転勝利を収めた。」

狂瀾を既倒に廻らすは並大抵のことではないが、彼ならやり遂げると信じていた。」

ことわざの由来

「狂瀾(きょうらん)」とは荒れ狂う大波のこと。「既倒(きとう)」とはすでに倒れている、崩れてしまっているという意味。韓愈(かんゆ)の詩文「進学解」の「障百川而東之、廻狂瀾於既倒(百川を障けてこれを東にし、狂瀾を既倒に廻らす)」に由来する。すでに崩れてしまった大波を元の方向に戻すような、不可能に近い難事業を成し遂げることを意味する。

類義語