浩然の気こうぜんのき

ことわざの意味
天地に満ちあふれる雄大で正しい気、または少しも邪念なく伸びやかな心持ちのこと。道義を尽くして生きることで自然に養われる偉大な精神力を指す。

用例

「長年の修行を経た剣士は、浩然の気をまとうような風格があり、近づく者を圧倒した。」

「試合前、彼は深呼吸をして浩然の気を養い、平常心で臨むことができた。」

「不正に加担せず、正々堂々と仕事に取り組む彼には、自然と浩然の気が備わっているようだった。」

ことわざの由来

中国の儒学者・孟子(もうし)の言葉に由来する。孟子は「吾善く吾が浩然の気を養う」(私はこの浩然の気をうまく養っている)と述べ、道義を尽くすことで養われる雄大な精神力を「浩然の気」と呼んだ。「浩然」とは広大で盛んなさまを意味し、天地間に充満する正しいエネルギーを表す。

類義語

英語の類似のことわざ

  • A man of rectitude has nothing to fear.