ことわざの意味
物を投げる場所(都合の良いこと・得)ばかりを見て、落ちる場所(都合の悪いこと・損)を見ないようにしてはいけない。つまり、良い面ばかりに目を向けて、悪い結果を見落とさないようにしなさい、という戒め。
用例
「投所を見たら落所を見るなという教えに従い、新規事業の利益だけでなく、リスクや損失についても十分検討した。」
「株で一攫千金を夢見るばかりで損失のリスクを考えないのは、投所を見たら落所を見るなの教えに背いている。」
「投所を見たら落所を見るなの精神で、転職先の良い条件ばかりでなく、デメリットや将来のリスクもよく考えた。」
ことわざの由来
「投所(なげどころ)」は物を投げ入れる場所・目標地点、「落所(おちどころ)」は落ちてしまう場所のこと。もともとは相撲や賭け事(博打)の世界で使われた言葉で、賭けて得られる利益(投所)ばかりを見て、失ったときの損(落所)を計算しないことへの戒めから生まれたとされる。転じて、物事の良い面ばかりでなく悪い面もきちんと見るべきという教え。
類義語
英語の類似のことわざ
- Look before you leap.
- Don’t count your chickens before they are hatched.