心頭滅却すれば火もまた涼ししんとうめっきゃくすればひもまたすずし

ことわざの意味
雑念を取り去り、無心の境地に至れば、どんな苦痛も苦痛と感じなくなる。

用例

  • 真夏の部活動も、心頭滅却すれば火もまた涼しの精神で耐え抜く。
  • 締め切り前の忙しさも、心頭滅却すれば火もまた涼しだ。
  • 心頭滅却すれば火もまた涼しと言うが、やはりこの暑さは厳しい。

ことわざの由来

織田信長に攻められた恵林寺の快川和尚が、火を放たれた山門の中で唱えた辞世の句とされています。

類似のことわざ

  • 精神一到何事か成らざらん