危機一髪ききいっぱつ

ことわざの意味
髪の毛一本ほどの差で、非常に危険な状態に陥りそうな瀬戸際のこと。

用例

  • トラックが急ブレーキをかけ、歩行者は危機一髪で助かった。
  • 試験の申し込み締切に危機一髪で間に合った。
  • まさに危機一髪のところを、友人に救われた。

ことわざの由来

唐の韓愈の「与孟尚書書」にある「千鈞(せんきん)を引くこと一髪の如し」に由来します。重いものを髪の毛一本で支えるような危うさを表します。

類似のことわざ

  • 九死に一生を得る(きゅうしにいっしょうをえる)
  • 瀬戸際(せとぎわ)

英語 de 類似表現

  • A close call.(危ないところだった)
  • By a hair’s breadth.(間一髪で)