冬至冬中冬始めとうじふゆなかふゆはじめ

ことわざの意味
冬至は冬の中間点ではなく、本当の冬の始まりであるという意味。冬至の頃(12月22日前後)はまだ冬の入り口に過ぎず、これからが本格的な寒さの季節の始まりであることを表した言葉。

用例

冬至冬中冬始めというように、12月下旬を過ぎてからが一年で最も厳しい寒さが続く時期だ。」

「冬至を迎えた日に祖母は「冬至冬中冬始めじゃから、まだまだ寒くなるよ」と言って温かい服を用意した。」

「暖かい日が続いたので油断していたが、冬至冬中冬始めで年が明けてから本格的な寒波が来た。」

ことわざの由来

冬至(とうじ)は太陽が最も低く、昼が最も短くなる日で、天文学的には冬の中間点とも考えられる。しかし日本の気候では冬至の後に本格的な寒さが訪れ、1月〜2月が最も寒い時期となる。この事実を踏まえ「冬至は冬の中間ではなく、冬の始まりに過ぎない」として注意を促すことわざが生まれた。農耕社会において季節の変化を正確に把握することは重要であり、こうした生活の知恵が言葉として定着した。

類義語

  • 寒さ小寒の丑の日
  • 節分過ぎれば春が来る

英語の類似のことわざ

  • The darkest hour is just before the dawn.