群盲象を評す(ぐんもうぞうをひょうす)

ことわざの意味
多くの盲人が象を撫でてみて、その手に触れた範疇内で象のことを云々するということで、凡人には大人物や大事業の一部分しか掴めず、大局からの見方はできないということ。

類似のことわざ

出典について

北本涅槃経-巻32」・「菩薩処胎経-巻3」など

出典に関する補足

菩薩処胎経(ぼさつしょたいぎょう?) 西魏時代。写経としては世界最古のもの。京都知恩院に残るものは国宝に指定されている。