驕れるもの久しからずおごれるものひさしからず

ことわざの意味
勢いに乗って威張り散らしている者は、長くその地位を保つことはできず、やがて滅びてしまうということ。

用例

  • かつては業界を独占していた企業が倒産するとは、「驕れる者久しからず」という言葉を地で行く展開だ。
  • 出世してから部下をないがしろにしていると、いずれ自分に返ってくるぞ。驕れる者久しからずだ。

ことわざの由来

軍記物語である『平家物語』の冒頭の一節、「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし」に由来します。平氏一門の栄華と没落を対比させ、この世に永遠に続く栄光はないという無常観を説いたものです。

類似のことわざ

英語の類似のことわざ

Pride goes before a fall.

ことわざを使った文学作品

『平家物語』 信貴山縁起絵巻(などの説話文学における教訓として)