ことわざの意味
身分や格の低い者が、高貴な者や優れた者の中に混じって同席していること。また、取るに足らない者が優れた人々の中に紛れ込んでいる様子を表す。
用例
「著名な学者ばかりが集まるシンポジウムに、私のような新人研究者が参加するとは、まさに蝦の鯛交じりだ。」
「その宴席には政財界の重鎮が居並ぶ中、若い社員が一人紛れ込んでいた。蝦の鯛交じりとはこのことだろう。」
「世界的なアーティストたちの展覧会に自分の作品が飾られるとは、蝦の鯛交じりの感がある。」
ことわざの由来
「蝦(えび)」は海の中では比較的小さく下に見られがちな生き物、「鯛(たい)」は魚の王とも称される高貴な魚。そのような格の違う二者が混じり合う様子から生まれた表現。中国語にも類似した表現があり、身分差を魚の種類で表した比喩から来ている。